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命の尊さ

 2月18日木曜日、登園後の朝のお支度が終わってから、Hちゃんは「先生!2こ  おもちゃ すてるの。」と話し出しました。 先生「どうして?」 Hちゃん「だっていけないおもちゃだからだよ」 先生「どんなおもちゃなの?」 Hちゃん「1こはねえ てっぽうでどうぶつをころすの。 2こめはねえ おんなのひとが てっぽうで みどりのふくをきたひとを ころすんだよ」と言っておもちゃの操縦の仕方を説明してくれました。そしてHちゃんは「どうぶつやひとをころすことはいけないんだよね…..」と。
 当園では、毎年の8月15日の終戦記念日前後に、平和というものに関して全園児が一緒に考えて話し合います。子どもたちは、良い者と悪い者に分け「わるものはころしていいんだよ」と言います。 先生「悪者にも子どもがいますよね、お父さんがいなくなったり、お母さんがいなくなると子どもは悲しいですよねえ」  子どもたち「うん。だめだよ!わるものもころしちゃあだめ!子どもがかわいそうだよ~」と色々な意見が出ます。そのなかから、争いは、鉄砲や刀、ピストルという武器を使うのではなく、お口で話す対話の力で解決をしていくという方向を子どもの中に引き出していきます。そして、私たちが日常にできることは何かを考え「おもちゃ屋さんで(武器を)買ってえ~とねだらない、買わない、使わない」ことを約束しあいます。
 「戦争ほど残酷なものはない、戦争ほど悲惨なものはない」という平和の叫びを語り継ぎ、子どもたちの内に“平和の文化”、“子どもの人権”の意識の啓発をした日、保護者からお電話がありました。「うちの子が帰ってくるなり『おかあさん!、これをもってるといけないんだよ!、みんなころされてしまうんだよ!、ゴミばこにすててくるから!』と言ってディズニーで高いお金を出して買った刀をゴミ箱に捨てたんです。連絡帳を読みまして分かったのですが、子どもが理解できるまで押入れにしまっておきますのでご了承下さい。」とか、翌日の連絡帳には「子どもを責めないでください。」とか色々な反応がありました。
  保護者には、聞き伝え、体験集の読み伝え、記念館の見学等、何らかの形で我が子に「命の尊さ」を伝えていただきたいことをお願いし続けながら、子どもたちが 将来のこと、世界のこと、人類のことを考え、人々の幸福と世界の平和のために行動する人材に成長していかれますことを心よりねがっています。 
 そして、多様性に満ちた世界で自分と異なるものに理解を示し、その違いのなかから、人間としての共通の思いや願いを敏感に見いだして共感を覚える心である「開かれた心」「広い心」をもてる一人ひとりに成長していけるよう保育しています。
 
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