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自分に負けない

 子どもたちは、登園するとまず「先生おはようございます、皆さんおはようございます」とご挨拶をし、園まで送ってきてくださったお父様またはお母様に「いってらっしゃい。」とお礼のご挨拶をし、親子で「タッチ!」をしてから子どもは、お靴を脱いで上履きに履き替えます。Hちゃんにはそのあとで、「今朝、新しく生まれ変わってきたHちゃん、今日は何をお約束しますか?」と先生が毎朝聞きますと「お母さんがねえ、『みんなに優しくするのよ』っていった」と言ってくださいます。「今日は『お友達に優しくする』をお約束しましょうね、自分に負けないで、お約束を破らないようにしましょうね」とお約束を確認しあってからHちゃんの一日が始まります。
 「Hちゃんがぶった」「ぶってないよ」「ぶったんだよ、みていたよ」「ぶってないよ」「うそ!」等々泣いている子の前で子どもたちの言い合いが毎日のように起こっていました。先生は泣いている本人とHちゃんとの3人で話し合いを始めます。「どうしたの」「Hちゃんがねえ、ここぶったの」「Hちゃんどうしてぶったの」「ぶってないよ」「ぶったよ!」「ぶってないよう~」とHちゃんも泣き出します。「Hちゃん泣くと負けよ、自分に負けないで本当のことを言ってごらん、きもちがすっきりしますよ」「まちがえただけだよ。」「これからまちがえないようにしましょうね。」「お友達がHちゃんに『まちがえただけだよ』ってぶったらどうする」「いやだ!」「そうでしょう、お友達もいやなのよぶたないでね、自分がされて嫌なことは、お友達にもしないのよ」「謝ってください」と話し「ぶってごめんなさい」と謝る。お友達は「いいよ」と言ってくださる。Hちゃんは「有難う」と言ってビズーをして仲直りをします。
 Hちゃんと、朝のお約束を話し合いました。「したくないんだけどまちがえちゃうんだよう。」と、大好きなお母さんの言うことを聞き、守ろうと思っているがいつの間にか忘れてしまうと話すHちゃんは、毎日先生と一緒に、朝からお友だちに優しくしようと思いながら間違え自分に負けてしまう自分と、泣くことで終わらそうとし自分に負けてしまう自分とに話しかけ、自分に負けない勇気をつけていきました。Hちゃんを嫌がる子のなかで、早くもHちゃんの変化をキャッチしたお友達は、Hちゃんが「これで遊ぼう!」と誘いにくると「いいよ」と言うようになってきた昨今です。
 当園では、嫌なことをされると黙っていないで勇気を出して、した子の前にいって「しないで下さい謝ってください」と言う、相手が謝れば許す、仕返しはしない、と指導しています。そしてお友達にではなく「自分に負けない」ことを指導しています。

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