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 フランスでは、9月から新学期が始まります。各地でバカンスを過ごしていた子どもたちは、どんどんパリに戻り、親子共々学年始まりの準備に大わらわの昨今です。
 フランスのバカンス期間に当園の子どもたちも旅行に行ってきました。3歳のMちゃんは「くるまでやまにいった、あるいた」、また別のMちゃんは「いった」、Fちゃんは「にほんにいった」、Sちゃんは「にほんいったんや、あそんできたんや」と関西弁になって話してくださいました。「Nちゃんはモロッコに行ってきたのよね」と先生が問いかけると頭を縦に動かして、お口でも「うん」と言ってくださいました。4歳のKちゃんは「アメリカにいる、みきこおばちゃんのところにいってきた、よーよーであそんだよ、たのしかったよ」、Mちゃんは「ブルターニュにいって、モナコにいって、ギリシャにろっかいとまった」、Kちゃんは「アンシーでホテルにとまった、エビアンでエビアンこうじょうをみて、ボーヌでマスタードかいたかったけどおやすみだった」、Sちゃんは「オーストリアのウイーンというまち、おおきなやま、ちょうじょうまでのぼった、みずうみがきれいだった、ひこうじょうでくるまをかりたんだよ、ドライブりょこうしたんだ」、Rちゃんは「にほんにいって、おじいちゃんにあってきた」、Yちゃんが「チェコにいって、ホテルにとまった」と話すと、Sちゃんが「アトラスのちずえほんのはじめに、チェコのってたよ」と。Hちゃんが「フィンランドに行ってきた」と話すと、またSちゃんが「ああ、ムーミンのまちね」と。
 そのほか、イタリア、ハンガリー、ギリシャ、ノルウエー、スペイン等々、日本に一時帰国されるお子様が多い中、日本の子どもたちが地方に旅行されるように、パリに居る子どもたちもヨーロッパ各地を旅行し見聞を広めてきました。
 旅行中、大人にとっては小さな出来事でも、子どもにとっては大きな収穫となり、心の内面にしみ込んでいきす。旅行を通して現実を認識した上で、あるものに目を転じれば、そのものとの色々な相違点を把握する力が付き、「開かれた心」が養われていきます。
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