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「物語」を語る

 ハロウィンは、秋の豊作の収穫を感謝するお祭りで万聖節の前夜、10月31日に行われるのですが、当園では、寒さで子どもが風邪をひかないように日を繰上げて、ハロウィン仮装大会を13日水曜日から3日間行いました。13日の水曜日は大勢のお母様に引率され仮装して園から公園に出かけました。子どもたちは仮装したその者になりきり、男の子たちは所狭しと動きまわりました。青い芝生に華やかな衣装を身につけた可愛いお姫様たちがくっきりと浮かび上がりました。スナップ写真や記念写真を沢山撮りました。そして、大好きなお母様とも一緒にお写真を撮りました。
 14日木曜日、子どもたちは衣装替えをして登園してきました。「昨日も可愛かったし、今日も素敵ですね」と話すと、Rちゃんは「きょうは、シルバーミスト、ティンカーベルのなかまなんだよ」、と。そして彼女は、金曜日に「きょうは、アリエル!」と嬉しそうに変身していきました。Kちゃんは「フレッシュプリキアのキュアパッション!」、次の日は、「フラメンコ!」とヘヤースタイルもバッチリの変身でした。Aちゃんは、「ハートキャッチプリキアのキュアマリンなの」と。次の日は、日本のかわいいゆかたを着て登園してくださいました。Mちゃんは、「ベルひめです、くちべにもぬってるよ」と。次の日は「シンデレラひめ!」と、“これから舞踏会に行くのよ”とでもいう様に長い手袋をつけながら、嬉しそうに話してくださいました。かいぞく、ピーターパン、パンダ、ピカチュウ、ライオン、ひつじ、おうさま、と男の子たちも変身して楽しみました。用意のできなかった子どもたちは、園の仮装衣装箱から自分で気に入ったものを選び変身しました。「どれにしようかな~」、と悩んでいるMちゃんに、保育士が「これにする?」と誘うと、Mちゃんは、「うん」と言って、虹色のかるーい布を頭から足元まで巻きつけていただいていました。Mちゃんは、「わたし おひめさま!」と一枚の布で変身してしまいました。犬の被り物を選び、尻尾を腰に巻きつけ、爪の付いている手袋をはめ、犬に変身した子は「ワンワン ワン!」と、お友達をおどかしにいきました。
 子どもたちの「創造力」は「物語」を語られるところから生まれます。ベル姫もピーターパンも困難な条件の中で取り組んできた「物語」をさまざまに語って、子どもの興味をかき立ててくれます。生きるのに食べ物が必要なように、子どもたちに「物語」を語ることが必要なのです。人間の物語、社会の物語、そして、お父さん、お母さん自身の物語をも語ってあげてください。私たち大人も、お互いの「物語」を語り、聞きあい、過去を共有し、共に現在を見つめ、共々に未来を志向していきたいものですね。
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