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お泊り会

 12月23・24日はお泊り会です。前の週の天気予報では23日には太陽マークがついていました。当日の週の前半から見学に行くルーブル美術館の見学部分について子どもたちと話し合い、子どもたちは楽しみにしていました。ところが、天気予報が変わり雪マークがつきました。引率のお手伝いをしてくださるご父母様方には、「雪が降った場合は中止となります」という文を入れ計画表をお送りしていました。
 23日の朝、雪は降っていません。出発予定1時間半前ごろ「せんせい ゆき ふてきたよ~」と子どもが言いました。子どもも天気予報が気になっていたのでしょうね。外を見ると車の屋根が真っ白になっていました。美術館に行けず残念でしたがゲームやダンスをして園内で楽しみました。
 夕食から、シャワー、お着替え等、お手伝いのご父母様方のお蔭で子どもたちはスムーズに寝床に入ることが出来ました。お手伝いのご父母様方がお帰りになられた後、微笑ましいのは自分の気に入っている子にしっかりと抱きついて寝ている子の姿です。でもその姿もいつの間にか離れてしまっています。「ママ~」と泣く子がいると先生が側に行って安心させます。おねしょうをした子がいると寝巻きを着替え寝床を替えます。お布団から出てしまっている子をお布団の中に入れます。頭と足の向きがいつの間にか逆になってしまっている子を抱きかかえてもとの位置に戻します。寝言をいう子います。こうして朝を迎えます。園の前のパン屋さんから焼きあがったホカホカのバゲットを買ってきて「あったか~い」と言いながら「ニュウテラ!」「バタージャム!」等と先生に注文し、つくって頂いたバゲットを頬張ります。
 24日の降園のときは、子どもは今までどうりの子どもですが、つかみどころがないものですが、感情の次元ではなく命の次元で子どもたち一人ひとりが“おおきくなった”と悟るような瞬間です。
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