FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

違いの認識

 昼食時、12月に満2歳になったMちゃんが「あか!」と上のほうを指で指しながら言いました。昼食が終わり、歯磨きをして、オムツを取り替え、午睡に入る直前にも「あか!」と言って、聞き取れないような小さな声で「すすむ」と言って寝入ってくださいました。 
 毎朝のお散歩の時、信号機の前で止まると、「あのお人形さんは、なに色ですか」と尋ねます。Mちゃんは、「なにいろ ですか」とお返事をしてくださいましたので、「赤、赤ですよ」といいますと、Mちゃんは「あか」と言ってくださいました。「赤は、止まれですか、進めですか」と尋ねますと、Mちゃんは、「すすめ」と答えてくれます。「赤は、止まれ、止まれですよ」と話しているうちに信号機の色が緑色に変わり、保育士が横断歩道の真ん中で車道に向って立ち両手を水平にして“進めOK”の体制に入りました。「緑色ですね、進めですよ」と言って子どもたちと一緒に横断歩道を渡ります。次の信号機の所でまた質問をします。赤色のお人形さんを指して「今、赤ですね」「進め?、止まれ?」と、“とまれ”を記憶の中に残り、言いやすいように最後にして言っても、Mちゃんは「すすめ」と言ってくださいます。
 フランスの車用の信号機は、横断歩道の手前に赤を上にして黄、緑と縦に並び高いのと、低いのと、2機設置されています。横断歩道の手前で停止した車の運転手は、高い信号機が見えないのでハンドルを握った運転席から見える低い信号機を見ます。歩行者用の信号は横断歩道の先に人間の形の赤を左にして緑が右に付いています。横断歩道の前に立つと車は右側通行ですので左手の側に車が止まります。横断歩道の先には右手側に車が停止します。歩行者用の信号を見て、「緑色ですね、進めですよ」と先生が言うと「せんせい あおだよ あおが すすめだよ」と言う子がいます。信号機の色は緑色ですがその緑色を見て「せんせい あお になったよ」という子もいます。「あおじゃないよ みどりだよ」と指摘する子、そして、黙っている子も以前はそういう質問をしましたが、その都度、日本との違いを説明していくと“このくには こうなんだ”と郷に従って認識していってくださいます。満2歳になったMちゃんは、“あか”“すすめ”といいますが赤はフランスでも“とまれ”ですよ。
 異なる国には、違う習慣があります。それが分かれば、互いの文化を理解する助けになり、人間的に豊かになっていけるでしょうね。
このページのトップへ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。