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自分らしく

 「朝、何を食べましたか」「おさとうの ついている パン」、「何を飲みましたか」「ぎゅうにゅう」、そして、お母様がお兄ちゃんを通学バス停まで送りに行ったこと、その間お父様と一緒に家にいたこと、お母様に連れられて幼稚園に来たことなどを先生との質問形式でMちゃんはみんなの前で話してくださったのが金曜日でした。
 おやつの時間に年長組は一人ずつみんなの前に立ち“なんでもいい”お話をしていただいています。前日の木曜日、Mちゃんはみんなの前に立つと両手でお顔を押さえ泣き出してしまいました。先生が手をマイクにして質問をしても涙が出るばかりでお声がでてきません。「Mちゃん、深呼吸をして、難しく考えることはないのよ、今日のこと、例えば朝起きてから園に来るまでのこと等をお話すればいいのよ」とMちゃんの気持ちを推察しながら特別なMちゃんではなく、いつものMちゃんらしくなるように手助けしていきました。
 人前でお話のできる最初の訓練は挨拶です。3月、4月は移動の多い時期で子どもにとっても挨拶をしたり自己紹介をしたりする場面が多くあります。ご家庭では自然に挨拶が出来るように普段から親が意識して子どもに励ましてあげたいものです。
 「どんな子も変わりうる」という眼差しを持って、ありのまま進んでいく、少しずつでも向上していく、これが無理のない受け容れ方だと思います。子どもが“できない”と言ってやめてしまうのではなく、“やればできる”との子どもの努力を支えてあげながら、その繰り返しの中で子どもに成功体験をさせてあげることが大切です。“出来なくっていい”のではなく“出来るといい”のです。
 保育士は、どんな子にも自分の持っている無限の可能性を開いていけることを力強く話しかけ、励まし、支え続けていきます。泣く行為で自分の気持ちを訴えたMちゃんが自分らしく少しずつ前に進みいき、自分から元気に挨拶していける時、みんなの前で“なんでもいい”お話ができる時に到達する日も遠くはないでしょう。
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