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人間という存在の素晴らしさ

 4月21・22日に春のお泊まり会が実施されました。パリの花の公園Parc Floral de Parisに行ってきました。入口の左手にある桜は、既に青々とした葉で覆われていました。右手の水仙畑は、かれたお花を頭につけたままでした。湖に沿って歩く“お花の谷”は、流石と思うほど、シックな色でまとめられた百花繚乱でした。湖の側に位置しているフェスティバル広場を左手に見ながら、盆栽館の庭に入ると、色とりどりの牡丹が咲き誇っていました。どうだん、ゼラニウム、椿そしてちゅうりっぷは、オランダのちゅうりっぷ畑を思い出させました。
 ちゅうりっぷ畑の奥がピクニック広場で、そのためのテーブルと椅子が常設されているのですが、既に空いている場所はありませんでした。ちゅうりっぷ畑の前の丘で、待ちかねていたお弁当を開き昼食にしました。しばらくすると、この丘も昼食を取る人達でいっぱいになってしまいました。現地校が復活祭休みだったからでしょうか、お天気は最高のピクニック日和でした。
 楽しい一日が過ぎ、いよいよ、お泊りです。疲れていそうだなと感じられた、Aちゃんの体温を測りました。36度3分でした。丁度Aちゃんのお母様からお電話が入り様子を聞かれましたので「体温は平常、泊まれます。」とお伝えしました。シャワーがはじまりだすとAちゃんは急に「お泊りしない!ママがいいの!」、「おでんわして~ ママがいいの~」とぐずり泣き、叫び出しました。先生はAちゃんを抱きかかえながら話すのですが納まりません。しばらくするとMちゃんが「先生、Nちゃんが おもちゃのおふとんで Mのかおをぶった~」と、泣きそうになりながら言いに来ました。先生は「ほら、Aちゃん、Mちゃんを助けてあげて」とお願いすると、Aちゃんは「おとまりする!」と気強く言いました。その時は、既にシャワーを浴びる最後の子になってしまっていました。Aちゃんは、寝床をマットの端でMちゃんの隣を選びました。
 翌朝、「お泊りするって、決めた理由は何だったの?」と、Aちゃんに聞きますと「わからん」と、お返事が返ってきました。無意識の中で、人のために行動することで、自分の心がはげまされたのではないでしょうか。人は大変な時、助け合い、自分をなげうってでも人につくすようにできている者です。東日本大震災で被災した方は「なくしたものは大きいけれど、人のやさしさを得ました。」と。人間にとっては、「自分だけは助かりたい」という利己心よりも、「人とつながりたい」という思いのほうがより本質的な欲求なのですね。



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