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契機

 サンランベール公園内の通称“運動場”と言っている青空劇場の陽春を彩る桜、桜花燦爛に咲く花は輝いています。今冬の厳しい寒さを反映し平年より開花が遅れましたが、今年も散歩する人々を楽しませてくれています。
 23日の月曜日、転入児の動きも掌握し、いつものサンランベール公園へ朝のお散歩に行きました。さわやかな春風に乗ってお散歩に出かけたのですが、運動場でお遊びしている途中からパラパラと雨が降り、子どもたちは「きのなかで あそんだ」とか、「ももいろのはなびらが じめんに おちてたよ」とか、「さむかった」とか、三寒四温の時期が続き、桜の花を見て楽しむときではありませんでした。
 桜の花芽は、前年の夏に早くもでき始め、いったん休眠します。そして、冬の厳しい寒さによって再び目覚め、春の開花へ向けた準備を着実に進めるのです。寒かった冬をじっと耐え花芽が育っていきます。しかし十分な寒さが無いと目覚める事ができず花は咲きません。厳しい環境が持てる力を引き出すのです。
 桜の木は背が高く子どもたちの手には届きません。青葉をつけ開花へ向け準備をしている公園入り口左側のバラ花壇は子どもたちの目線にあり、お散歩に行くたびに子どもたちはこの花壇のバラを観察します。土から20Cmほどに切られていた頃、枯れてしまっているような感じの茎から5mmほどの芽を出していた頃、満開の黄色のお花を「ママのにおいみたい!」とか「イチゴのにおい!」とか言いながらお鼻にくっつけて匂いを楽しんだ頃、このママの匂いの黄バラで子どもたちは沢山のことを学びました。
 そうです。私たちも同じなのですよね。一日いちにち、あきらめないで、努力を続けていけば、自身のうちに眠っている無限の力を開き現すことができるのです。冬の寒さは逆境や困難に陥ったときで、その時が契機となり自分の壁を打ち破り新しい能力を発揮させることができ、大きく飛躍させた自分らしい花を開かせていけるのです。
 子どもが「できない」から逃避するのではなく、「できないからできるようにする」成長のチャンスとし、「諦めない」「努力し続ければできる」の成功体験を獲得して頂くために、保育士は子どもと一緒に伴走しています。
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