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創造する力(2)

 私たちに必要なのは互いへの尊敬であり、憎しみを拒絶する内的な強さであります。そうなって初めて自分の平和、家族の平和、地域、世界の平和は達成されていくでしょう。その平和な未来の基盤に読書があります。 先人がどんな経験をしどう思ったか、人間が未来を造り上げていく時に最も基盤になるものは読書で「継承」の基本にあるものです。良書には「自分は人間の幸いのためにいったいなにができるのか」と言う問いが常に流れています。
 当園で実施している読書感想発表は、取るに足らないと思える活動でしょうが回を重ねていくにつれ、子ども達は最大限の知識と知恵、情報と努力を振り絞って自分の創造を発表して下さっています。また、読んだ絵本の粗筋を話し自分の思いを話して下さるのですが、他の子ども達がその本を読んだことが無いので、対話は盛り上がってこない事もあります。今回はお楽しみ会で発表する劇“鶴の恩返し”について、まずはSちゃんが発表して下さいました。
 「つるは いのちを たすけてくれたので おんがえしを するの」と話すと、Rちゃんは「だれも いのちを すててないよ いつ いのちすてた?」と質問。すると、Lちゃんは「わなにかかったままだったら たべものもない ゆきがふりつもって こごえしんじゃうじゃん」と。Sちゃんが「やくそくまもらないと いのちすてるんだよ きよひめは うそをついたあんちんをころしたんだよ だいじゃのきよひめは そのままきえていっちゃた」と。Sちゃんは「でもばあさまが やくそくまもらないで のぞいたからよかったんじゃない でないと はねがなくなっちゃうから しんじゃうよ」と。Mちゃんは「はねは また はえてくるんだよ やくそくを まもっていると じいさまと ばあさまは おおがねもちに なっていたのに」と。
 違う考えが出るたびに話し合うことで相手の考えを受け入れ、力を付けていっています。また、言葉や文章に親しむことで、本で表現されている景色や音や匂いと言った物を自分なりに創造することが出来ています。子ども達の成長は、50年後の未来を決めます。全ては土台で決まります。じっくりと時間をかけて土台を盤石に造り上げていきたいと思います。


 
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