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つながりのありがたみ

 卒業シーズンですね。当園でも3月11日、晴れやかな門出の卒園式を挙行致しました。その日は、4年前の東日本大震災の日にあたり、1分間の黙祷を皆で致しました。 私語は勿論のこと、いつもは体のどこかを動かす子も直立不動でした。前日、「卒園式では東日本大震災のお話はしませんが」との前置きで、「命は、かけがえのない一番の宝物です」ということを皆で話し合いました。
 Yちゃんが「パリでも たいへんだったんだよ いまでも バスていで みたよ アラブのがっこうのまえで じゅうをもって たっているんだよ」と、話してくださいました。Mちゃんが「こうえんに こわいおじちゃんは いなかったよ フラフープして たのしかった〜」と。Sちゃんが「こうえんにいけて よかった マラソンできた」と。当たり前のことが当たり前ではなくなる経験をしたことで子ども達は公園に行けることに喜び感謝出来るようになりました。
 子どもの笑顔、子どもの喜びの声は未来につながっていきます。人生の土台を根こそぎ奪われた被災者達が、震災後多くの人の支えを力に立ち上がれたひとつには、幅広い年代が日常的に声を掛け、親とともに温かい目で子ども達を励まし、子ども達の成長を喜び合って希望をつくり 未来を見つめて生きたことだそうです。人は一人では生きられないのです。人を励ましながら、自分を励まし、自分が励まされているのです。だから人の「つながりのありがたみ」を感じます。
 お互いに遠く離れていて、相手を「助ける」ことは大変でも、相手に「関心を持つ」ことは誰にでも出来るはずです。“自分のうちに相手を入れる”という事は関心を持つことで“貴方を、わたしの心の中に入れています”と伝えることが励ましにつながっていきます。震災から4年を迎えた今、そのように思います。

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