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心の宝

 利根川河川敷で全長100mの「ジャンボこいのぼり」が勢いよく風を吸い込み、巨体をなびかせているそうです。佐賀市の川上峡を300本のこいのぼりが華やかに彩っているそうです。大分県玖珠町では35年前からの名物「巨大こいのぼりくぐり抜け」が行われたそうです。東京・台東区のデパートの屋上でも花飾りの鯉のぼりトンネルが出現し子ども達を喜ばせているそうです。
 園でも鯉のぼりを作りました。「鯉のぼりをみたことはありますか」と尋ねますと、2歳のHちゃんが「Hのいえに こいのぼり あるよ」と真面目に話して下さいました。担任が「クラスで作った鯉のぼりを夫々家に持って帰って頂いたので、その鯉のぼりの事だと思います」と補足をして下さいました。Rちゃんは「にほんの おかあさんの おうちでみた ちまきもあったよ」と話すと、Yちゃんが「ちまき おみせで たべたことある!」「ようちえんでつくった こいのぼりのエンピツたてに ペンとか ママいれてる」と話すと、Mちゃんは「あめいれてる!」と嬉しそうに教えて下さいました。お帰りの紙芝居の時間に、子どもが鯉のぼりに乗って空を泳いで行くお話がありました。Yちゃんが「こいのぼりにつかまって およぐといいね〜」と言うと、Rちゃんが「にほんにかえったら Rそれするからね」と勢いよく話して下さいました。
 鯉のぼりの由来、それは中国の龍門という激しい滝を登り切った魚は竜になるという伝説です。人間も厳しい試練を耐え抜いてこそ、偉大になれるというたとえなのです。宮城県石巻市にある「がんばろう!石巻」の看板の側に60匹のこいのぼりが掲げられています。希望を胸に羽ばたくこいのぼり!不屈の歩みを進める一人一人の心と、復興を願う友の思いを乗せて被災地の空を舞っています。子ども達は親と一体になった体験を通して、親の姿から「だれがやらなくても じぶんがやるしかない」という「責任感」を受け継いでいきます。どんな種も、芽を出し育つ迄には時間がかかります。焦る事無く、他人と比べる事無く、地道に、日常生活の中で辛抱強く努力し続けていける子に成長していくことでしょう。
 空には、鳥の飛ぶ道があります。海には、魚の泳ぐ道があります。人には、人の歩む道があります。人間が、最も人間らしく、価値ある人生を歩み向上していくための道があるのです。私たち保育士も「責任感」という「心の宝」を未来を創りゆく子ども達の心の中に育んでいきたいと思います。



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