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平和を創る

 人生の目的、それは幸福。人生の願望、それは平和。その幸福と平和に向かって確かな軌道の法則を追求し、歴史は展開されていかなければなりません。子ども達の為に、未来の為に、人間の最も普遍的な熱願を持って、8月15日は過去で終わらせない平和を継ぎ、創りゆく覚悟を深くする日でもあります。
 「平和を守る」という視点、すなわち国家レベルの安全保障という観点から語られる言葉が多いように感じる一方で、「平和を創る」と言う視点、すなわち市民社会を含めた私たちの日常から生み出す平和という観点で語られる言葉が足りない様に思います。大人以上に純粋に「正義」や「真実」を見抜く鋭い眼を持っている子どもたちに、「平和ってどういう事でしょうか」と質問しました。Kちゃんは「けんかしない なかよくあそぶ」と正解を答えて下さいました。
 大人の日常でも喧嘩や争いごとが完全になくなる事はありません。例えば喧嘩をしている人たちの間に入っていくには、技術も知恵も時には笑顔も必要になります。争いを解決する発想を生み出す為には、様々な意見を聞き、考え方をぶつけ合いながら一つ一つ合意を創造的に作り出す事が大切であり、“喧嘩をしないで仲良くしていこう”と努力するその過程自体が「平和を創る」といえます。「平和を創る」ため、日本は被爆国として核兵器なき世界をリードすべき存在といえます。そこでまず、日本人が多くの人の想像力に原爆の悲惨さを訴えるためにも、被爆体験を語り継いでいく事がとても重要です。しかし、“大変でしたね”という共感は得られても、70年前の“昔の話し”という事で終わってしまうかもしれません。それをこれからの核兵器なき世界へのイマジネーションにつなげるためには、今の時代に広島・長崎のメッセージを世界に伝えるクリエーティブな発想や工夫という創造力が必要になります。そして、前へ進もうとの決意に立つとき、どんな過去も人間相互の幸福と平和を創造するための原点として生かされてきます。
 今、核兵器の非人道性についてあらゆる観点から検証し、廃絶を目指す国際的な世論が高まってきている中で、日本人の私たちが創造力に訴え、核無き世界を創造していく事が望まれています。日本国憲法の前文には、世界中の人々の「平和的生存権」と「国際協調主義」という理念が明確に掲げられています。大事なのは“けんかをしない”、“なかよくあそぶ”この理念を守るというだけではなく生かしていく事です。私たち一人一人が勇気を出して受け身ではなく主体となって、今、関わっている場所から、平和を創り出す努力をつづけていきたいと思います。
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