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生命尊厳

 あけましておめでとうございます
青き地球の新しい一年の自転と公転が始まりました。私たちも新しい息吹で太陽のようにたゆまずに進んでいきましょう!
 暖房のよく効いた部屋からベランダ越しに隣家の赤い屋根瓦の上の張りつめられている白い霜を見、見の引き締まる凛とした朝を迎える昨今です。それまでは空の奥深く、赤色からオレンジにそして黄金色に刻々と変化していく天からの贈り物を全身に受け朝を迎えておりました。
 パリ日本人保育園幼稚園は11日から3学期が始まりました。この頃は昨年お友達に送っていた年賀状のお返事がどんどん届きます。「これはTちゃんからのお年賀状です」と話して賀状をお見せしますと。Aちゃんは「だいすきなこだ!」と、嬉しく大声を発しました。「とうきょうのしんじゅくで であって ごはんたべた!」と、SちゃんもTちゃんの思い出を話してくださいました。「これはSちゃんからのお年賀状です」と絵を描いてくださっている賀状をお見せしました。Kちゃんは「Mちゃん(Kちゃんのお姉さま)のおともだちなんだよ」と嬉しそうに言われました。「このこしってる!」とか、「このこしらない」とか、Fちゃんからの絵を描いてくださった賀状を見て「ふじさんだ!」とか、「さるだ!」とか喜びの大声が響き渡りました。そのうちに「どうして サルかくの」との質問が出ました。「だって ことしは さるどしなんだよ」と、さすが年長組のMちゃんが得意顔で話してくださいました。壁面の大きな十二支の「申」文字と猿の絵を見ながら説明をしました。
 昨年のはじめ1月7日、そして終わり11月13日のテロ事件で悲しみと怒りに包まれた一年でした。サル、去る。今年はテロの去る年にしたいです。平凡な生活といつも変わらない日常の勤めを果たしていた人が殺害されていったあと、パリで出会う身近な人たちのなかに安心安全の意識が変革しつつあるように感じられます。自分だけが平穏であればいいという既存意識が現在の不確実な時代とともに「個人の安心安全は不確実」との意識が芽生えてきています。パリの地下鉄や近郊高速電車は毎日といえるほど「不審な荷物が見つかりました。処理が終わり次第電車は動きますのでご協力ください」との車内放送があります。乗客は「また!」と言いながら携帯電話で連絡を取り、騒ぐことなく動くまで待っています。
 「命」というのは一切の宝のなかで第一の宝です。安心安全、生命尊厳の確保は平和を創っていくことだと思います。外からやってくるのものではなく自分の心のなかで毎日育てていくものです。持続し、困難があっても貫いていくなかに平和は創られていきます。お友達をいじめてはいけません。傷つけてはいけません。これからも園児たちと一緒に安心安全の保育、生命尊厳の保育を続けてまいります。



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