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ぶどうの種

 先月、大きなスイカをバギーに載せて公園の芝生に運びました。日本の夏の風物詩、“すいか割り”です。2、3歳児は,目を見開きしっかりとすいかを見て棒で叩きました。4、5歳児は,手ぬぐいで目隠しをして「もうちょっと みぎ!」「まえ!」「ひだり!」等、お友達の応援を楽しみました。最後になるにつれ“ばり!”、“ばり!”と割れていき、“ぱかっ!”とまっ赤な中身がみえた時、「われた〜!」と子ども達は歓声をあげました。花壇の縁に座り「おいしい〜」と、皆ですいかを頬張りました。
 次の日も“すいか割り”をしました。数日後Kちゃんが「こうえんに ぶどうのたねをうえて ぶどうが たくさんなって みんなで いっしょに たべようね!」と、黄色い折り紙に包んでぶどうの種を持ってきて下さいました。「公園に種を蒔くと怒られるでしょう。裏庭のプランターに蒔きましょうか」と提案すると、Kちゃんは「うん いっぱいになったら みんなで たべようね!」と嬉しそうでした。皆といっしょにスイカを食べたときの命の充実感、喜び、満足感を何度も、何度も味わいたいのでしょうね。 お友達は一粒ずつぶどうの種を頂き「たくさん みが なりますように」と言いながら丁寧にプランターに埋めました。
 バカンスの思い出のお絵描き活動で、Kちゃんは、A3画用紙いっぱいにピンク色を主にしたハートを描きました。ハートの中心には茶黒い小指の爪程のものが描かれていました。「ぶどうのたね!」だそうです。皆と仲良くして生きたいと願う気持ち、それを実践する子ども達、子どもが心から願望している光景です。ぶどうの種が実をつけて、皆で食べられる時が来るように先生も努力していきます。
 戦争が不可避だと信じれば戦争へと進みかねない状況にある地域、双方の恐怖から軍拡をエスカレートさせ更なる恐怖を生み出している地域等のニュースがTVで流されている昨今、誰もが子ども達の将来を気にかけています。誰もが子々孫々に至るまで存続を願っています。子どもの命は「共生していきましょう!」と叫んでいるのです。平和な未来を信じ、それに賭けて、基本的な共通のつながり、共生する人間としての人間主義を考察し実践していかねばならない時を迎えています。  


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