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日本文化

 「秋来ぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」と。一雨ごとに秋が深まり、 塀を青々と色付けていたツタの葉も紅葉から風に吹かれて吹き飛んで、蜘蛛の巣のような幹だけが残っている昨今です。園でも先月の9月は秋の風物詩、お月見祭りと敬老の日のカード作りの活動がありました。
 クッキングの時間にお団子を作り、お抹茶の前に「おいしい〜」と言いながら皆で作ったお団子を頂きました。そして先生の指導のもと子ども達はなれない手つきでお抹茶を点てました。ズウーと音を出して茶碗の最後の一滴迄飲み干し、「おいしい〜 おうちでも のんでる!」とKちゃんは満足顔で話されました。子ども達はそれぞれ感想を発表しました。「のめな〜い」とお顔をしかめて言われた子、「はじめて のんだ おいしかった」と少々勇気を出して挑戦した子、「きょねんも のんだよ おいしかったよ」と体験済みのSちゃんは初体験者を励ましてあげていました。二重国籍のAちゃんはお絵描きの時間に大きな満月を真ん中に左手にお団子を三方に積み重ね、右手にすすきを花瓶に活け、その周りに笑顔の家族4人を描いていました。
 敬老の日のカード作りは日本に郵送するのに要する期間一週間を考えて完成しました。E
ちゃんは「おじいちゃんは おそらにいっちゃって もういないの おばあちゃんだけだから りょうほうに おばあちゃんにかく」と言って、ご祖母様の絵と感謝の文を書きました。毎年、敬老カードは一枚作り、お父様かお母様どちらかのご両親にお送り頂き、残るどちらかのご両親用にはお家で作って頂くことにしています。 Yちゃんは「おばあちゃんから『ありがとう』って おみやげ おくってきてくれた!」と、嬉しそうに話して下さいました。孫から感謝の手紙を受け取ったご祖父母様のお気持ちはいかばかりだったでしょうか。
 日本の文化というのは四季をどう感じてどう表現するかだと思います。旧暦には二十四節気や七十二候がありますが、自然の移ろいと呼応し季節と深く関連しています。四季のある日本の自然は私たちに繊細な感覚を育んでくれています。柔らかく、優しい日本の自然を大事にしていかなければいけないと思うと同時に、子ども達に 自然に対する畏敬と畏怖や、自然の彩りを園生活の中に取り入れ、自然と共生していくことの大切さを継承する保育をしていきます。
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